サンダルウッドは、ウッディノートの中で非常に重要な香料です。ビャクダン科の樹木で、香料は木の樹皮または根を原料とし、水蒸気蒸留によって抽出されます。オーストラリアや西インドでも生産されていますが、東インドのマイソール州のものが最も良質とされています。インドでは古来から日々の暮らしやヒンズー教の儀式などあらゆるところでサンダルウッドが用いられています。香りは、シダーウッドのようなドライなウッディの部分も感じられますが、まろやかなミルキー様の甘さやパウダリー感、ムスキーノートも併せ持っているのが特徴です。